目指すは究極の理論
-スパコンを使って超弦理論とゲージ理論の等価性を検証する


2014.8.4 京都大学基礎物理学研究所 伊敷 吾郎 特任助教

伊敷 吾郎2014年4月、米科学誌Scienceに掲載された論文「量子ブラックホールのホログラム的記述の数値的検証」が世界の注目を集めています。その著者の一人、京都大学基礎物理学研究所の伊敷 吾郎(いしき・ごろう)特任助教は超弦(ちょうげん)理論の研究者です。
建築を学んでいた伊敷さんは、学部3年生のときに、その後の人生を決める1冊の本に出合いました。「その本には『宇宙現象のすべてを記述できる究極の理論 ―超弦理論が完成間近である。その理論を完成すべく、世界中の研究者が英知を結集している』と書いてあったように記憶しています。超弦理論というのはそん なにすごい理論なのか。勉強してみたい、と思いました」と伊敷さんは当時の衝撃を振り返ります。

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