計算アプリケーション研究部門


この研究部門では、宇宙における物質の生成と天体の誕生を、物理第一原理に基づく大規模シミュレーションによって、統合的に解明することを目指します。特に、物質生成、天体形成の理解の要となる以下の4つの研究開発課題を重点課題に据えて、次世代スーパーコンピュータ「京」を使った研究を進めていきます。

①格子QCDによる物理点でのバリオン間相互作用の決定
②大規模量子多体計算による核物性解明とその応用
③超新星爆発およびブラックホール誕生過程の解明
④ダークマターの密度ゆらぎから生まれる第1世代天体形成

課題①では、原子核構造の理解に不可欠な核力やハイペロン力を格子QCDシミュレーションによって探究します。それらは、課題②で行われる不安定原子核・ハイパー核・中性子星構造の理解のための基礎理論となります。このような原子核構造の第一原理的解明によって、課題③の大質量星の重力崩壊後に発生する超新星爆発やブラックホール誕生過程の理解が飛躍的に進むことになります。そして、これらの物理過程が進行する天体の誕生と進化の過程を基礎理論から解明することが可能になるのです。

計算アプリケーション研究部門研究員

名前 所属 職名
青木 愼也 京都大学基礎物理学研究所/筑波大学 拠点長/教授/客員教授
梅村 雅之 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 センター長/教授
金谷 和至 筑波大学執行役員/数理物質系 教授
大見 和史 高エネルギー加速器研究機構加速器研究施設 教授
矢花 一浩 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 教授
石塚 成人 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 准教授
小久保 英一郎 自然科学研究機構国立天文台理論研究部 教授
藏増 嘉伸 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系
理化学研究所計算科学研究機構
教授/チームリーダー
森 正夫 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 准教授
吉江 友照 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 准教授
岡本 崇 北海道大学大学院理学研究院 助教
橋本 幸男 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 講師
谷口 裕介 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 講師
吉川 耕司 筑波大学計算科学研究センター/数理物質系 講師
栗原 良將 高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所 講師
土手 昭伸 高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所 研究機関講師
伊藤 孝士 自然科学研究機構国立天文台天文データセンター 助教
岩野 薫 高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 研究機関講師
金児 隆志 高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所 研究機関講師
固武 慶 福岡大学理学部 准教授
大須賀 健 自然科学研究機構国立天文台理論研究部 助教
山田 憲和 高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所 研究機関講師
稲倉 恒法 理化学研究所仁科加速器研究センター 基礎科学特別研究員

関連機関リンク