開催報告:International Workshop on Massively Parallel Programming for Quantum Chemistry and Physics 2019

2019年1月15日から17日に理化学研究所 計算科学研究センターでInternational Workshop on Massively Parallel Programming for Quantum Chemistry and Physics 2019が開催されました。主催は理化学研究所 計算科学研究センター (量子系分子科学研究チーム)および超並列プログラミング国際WS実行委員会、重点課題9/JICFuSは協賛として関わっています。参加者は国内外から約25名が集まりました。

本ワークショップでは、超並列計算に関係する様々な分野、特に量子化学、物性物理、素粒子・原子核分野の研究者が集まりました。超並列計算により、サイエンスとしてどのような問題を解明しようとしているのか、異分野間での情報交流が行われました。また、超並列スパコンを利用する上で、分野を超えて共通する計算手法やアルゴリズムについて、活発な議論が行われました。特に、京におけるコード開発上の成果の紹介に加えて、ポスト京に向けた開発の工夫の発表なども行われ、来るポスト京稼働に向けて、有益な情報交換の場となりました。

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