HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」 研究支援チーム研究員あるいは特任助教公募(締切2013/2/15)


計算基礎科学連携拠点(筑波大学計算科学研究センター・高エネルギー加速器研究機構・国立天文台)は、文部科学省「HPCI戦略プログラム・分野5『物質と宇宙の起源と構造』」のなかで、計算科学技術推進体制構築の活動を行っています。その中核となる研究支援チームは、素粒子・原子核・宇宙分野において将来主要な研究課題に発展することが期待される萌芽的研究課題に関する研究を行うとともに、国内の他のグループの支援を行っています。
本公募は、特に、京都大学基礎物理学研究所に所属し、計算素粒子物理学、あるいは、ハドロン物理学を専門とする研究支援チームのメンバーを求めるものです。

1. 研究員あるいは特任助教1名

勤務地:京都大学基礎物理学研究所
着任時期2013年4月1日以降

待遇京都大学の人事規定では研究員となりますが、他の研究機関等で研究した実績を持つ方に対しては、本研究所内規に基づいて「特任助教」の名称を付与します。給与は経歴にもよりますが、京都大学特定助教と同程度です。

任期着任後から2014年3月31日まで。
毎年更新で、最長、2016年3月31日まで延長可能(最大トータル3年)
ただし、本プログラムへの毎年の予算措置状況次第で変更の可能性あり。

専門分野素粒子あるいはハドロン物理分野における理論シミュレーション 。特に下記「6.萌芽的研究課題」のいずれかにかかわる研究。

職務内容HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」(統括責任者:青木慎也)における計算科学技術推進体制構築の中核となる研究支援チームのメンバーとして、分野5における萌芽的研究課題に関する研究開発を行うと同時に、アルゴリズム・チューニング支援やデータグリッド等関連サーバの運用、研究会・スクール開催支援などを通じて国内の当該分野の研究者の支援を行います。特に、4月から京都大学基礎物理学研究所に着任する青木ら基研のHPCI関係者と協力して活動を行うことが求められます。

応募資格博士の学位を有する者または着任までに学位取得が確実な者

2. 提出書類
以下の(1)から(6)の書類を電子メールで hpcisupp[at]yukawa.kyoto-u.ac.jpに送ること。メール送信の際には、subjectに「hpci-jinji」と記載してください。
ただし、(1)から(4)および(6)は1つのpdfファイルにし、(5)は論文ごとのpdfファイルにしてください(論文はアーカイブ番号でも可)。

(1) 履歴書
(2) 業績リスト(論文は査読付きとその他を区別、主要論文3編以内に印を付けること)
(3) 主な論文別刷((2)で印を付けた論文、各1部)
(4) 専門分野および関連する萌芽的研究課題(想定される課題のリストを下記6にあげる。いずれにもあてはまらない場合には自ら提案する萌芽的研究課題についてその概要も記すこと)
(5) これまでの研究履歴と着任後の抱負(上記(4)の萌芽的研究課題との関係を明記すること。また、コード開発・大規模数値シミュレーションの実績、ユーザー支援、可視化の経験、パブリックアウトリーチなど、関連する事項も記入すること)
(6) 本人についての意見を求め得る方2名の氏名及び連絡先

3. 応募締切2013年2月15日(金)

4. 決定(予定)時期2013年3月中

5. 問い合わせ先
〒305-8571 つくば市天王台1-1-1
筑波大学数理物質系 青木慎也
電話 029-853-4280(直通)
e-mail:saoki[at]het.ph.tsukuba.ac.jp([at]を@に変えてください)

6. 萌芽的研究課題
本プログラムで想定している萌芽的研究課題を下記にあげる。「2.(4)」ではこれらから該当するものを挙げること(複数でも可)。

* 量子色力学の精密計算による標準模型を超える物理の探索
* 量子色力学の真空におけるCP対称性の破れの研究
* 複合ヒッグス模型の数値シミュレーションによる解析
* 超対称理論の数値シミュレーションによる解析
* 摂動的手法を用いた標準模型を超える物理の探索
* 有限温度QCD相転移の精密解明
* 重イオン反応統合シミュレーションによるクォーク・グルーオン・プラズマの解明
* 有限密度格子QCDの挑戦的研究
* 量子色力学に基づいた核子、中間子分光と反応機構の解明
* 少数粒子系精密計算による軽い原子核およびハイパー核構造の解明
* 重元素原子核の構造・反応の数値シミュレーションによる解析
* 中間エネルギー重イオン反応と低密度核物質状態方程式の解明
* 低エネルギー核反応・多核子共鳴機構の解明
* 高密度核物質の性質と爆発的天体現象・元素合成過程の明解
* 原始太陽系星雲からの微惑星の形成プロセスの解明
* ガス惑星の形成の統一モデルの構築
* 星団形成の輻射磁気流体シミュレーション
* 超巨大ブラックホールの成長シミュレーション
* 銀河バルジの形成シミュレーション
* 超巨大ブラックホールと銀河バルジの共進化シミュレーション
* 高精度の磁気流体・輻射磁気流体計算手法の開拓
* 降着円盤の時間変動とジェット形成機構のシミュレーションによる解明
* 高エネルギー粒子加速機構のシミュレーションによる解明
* 太陽圏プラズマ現象の基礎過程の解明
* 数値解析手法に基づく大規模並列処理高速化に関する研究
* メモリアクセス及び通信最適化に基づく大規模並列処理高速化に関する研究
* 広域データ共有に基づくデータ及びコード管理に関する研究

(参考)
計算基礎科学連携拠点 http://www.jicfus.jp/jp/
HPCI戦略プログラム分野5 http://www.jicfus.jp/field5/jp/

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