分野5と分野2の連携を進める-CMSI 若手技術交流会


2014年1月28日(火)~ 30日(木)に静岡県熱海市において、HPCI戦略プログラム分野2を運営する計算物質科学イニシアティブ(CMSI)主催で、第9回CMSI 若手技術交流会が行われました。6人の講師を招き、参加者は約40人でした。

この交流会には、HPCI戦略プログラム分野5の研究者も参加しました。分野2と分野5の様々な連携を進めるため、分野5が行うユーザー支援で分野2の研究者からの依頼を引き受けたり、分野2が開催する研究会に分野5の研究者が参加協力したりするといった具体的な活動の一環です。

第9回の今回は、近年HPCでの重要性が増している演算加速機構について学ぶことを目的に開催されました。演算加速機構はアクセラレーターとも呼ばれており、画像処理能力を向上させるGPU(Graphics Processing Unit)、最大61個のCPUコアを集積したインテルのXeon Phiがよく知られています。2014年11月に発表されたスーパーコンピュータの性能ランキングTOP500の内、アクセラレーターを搭載しているスパコンは1年で13システム増え75システムあり、今後も増えていくことが予想されます。

参加者は、GPUを科学技術研究で用いられる大規模数値計算などに応用するGPGPU(General-purpose computing on Graphics Processing Unit)およびXeon Phiの仕組み・使い方に関する講習の後、サンプルプログラムや自身のプログラムをGPGPU、Xeon Phiへ対応させ、チューニングする実習に臨みました。実習中はいつでも専門家に相談でき、プログラムのサポートもありました。

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上田悟研究員の発表の様子

初日の夜に行われた「研究紹介:異分野交流を目指して」では、分野5からKEKの上田悟研究員から格子QCD共通コードについて、筑波大学計算科学研究センターの寺崎順准教授から自身の研究紹介と分野5が展開するユー ザー支援に関する発表がありました。交流会終了後、上田研究員は「実践的でとても良かった。また参加したい」と述べていました。

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