大塚 孝治 客員主管研究員がフンボルト賞を受賞

理化学研究所仁科加速器科学研究センターの大塚 孝治客員主管研究員が、フンボルト賞(Humboldt-Forschungspreis, Humboldt Research Award)を受賞しました。授賞式は 6月29 日、ドイツのベルリンで行われる予定です。

フンボルト賞とは、「ドイツのノーベル財団」とも称されるアレクサンダー・フォン・フンボルト財団が創設した学術賞で、科学、人文科学、社会科学、芸術の分野で優れた業績を挙げた研究者を対象に、研究費や研究環境の提供、研究交流の促進などを行うことで、国際的な学術交流と研究の発展に貢献することを目的としています。1953年に創設され、これまでに約3,000人以上の研究者が受賞しており、受賞者には、ノーベル賞受賞者、フィールズ賞受賞者、トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞者など、世界を代表する研究者が名を連ねています。

大塚 孝治客員主管研究員は、エキゾチック原子核の物理、殻進化理論、集団運動のバンド構造などの研究で多くの実績があります。これらの研究は、スーパーコンピュータ「京」および「富岳」を活用して行われ、原子核構造理論に革新的な進展をもたらしました。

賞状を受ける大塚 客員主管研究員(左)

受賞についてくわしくは、理研ホームページをご覧ください。

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