素粒子標準理論を超えるーKEK-FF2014FALL and B2TiP


2014年10月28日(火)~31(金)に高エネルギー加速器研究機構にて、4回目となる「KEK Flavor Factories (KEK-FF) workshop 2014」と、初開催となる「Belle II-Theory interface Platform (B2TiP)」が2日間ずつ開催されました。国内外から112人の参加があり、活発な議論がされました。

物質を構成する最小単位である素粒子や、素粒子同士に働く力は、素粒子標準模型により記述されます。標準模型ではクォークが6種類、電子やニュートリノなどのレプトンも6種類が存在します。そうした種類の違いを「フレーバー(香り)が異なる」と表現します。
前半に行われたワークショップのタイトルにもなっているフレーバー・ファクトリー実験は、特定の種類のクォークやレプトンを大量に生成させて、その性質を精密に調べる加速器実験です。加速器により生成した粒子をBelle II測定器で観測し、これまでに考え出された模型に制限を付けることで、標準模型ver2を作り出そうとしています。理論研究者、Belle IIに携わる研究者間で知識やアイデアを交換することを目的に開催されました。
後半のB2TiPでは、Belle IIで観測された値をどう解析すればいいのか、それがどんな値ならばどの理論に該当するかを表にまとめる作業をしています。

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