京での成果は連携がカギ-第4回HPCI戦略プログラム合同研究交流会

7月10日(火)に理化学研究所 計算科学研究機構(AICS)で第4回HPCI戦略プログラム合同研究交流会が開催され、HPCI戦略プログラム5分野、グランドチャレンジ、AICSに所属する83人の参加がありました。

この研究交流会は、スーパーコンピュータ「京」を用いるそれぞれの研究開発について互いに理解を深め、共通の問題について情報交換を行い、分野交流を進展させるために行っています。4回目の今回は、研究者の講演、パネルディスカッションを通じて、京のプログラム性能値、最適化や高速化の方法の共有を目的としました。

分野5からは、東京大学の阿部 喬(あべ たかし)特任助教、筑波大学計算科学研究センターの岡本 崇(おかもと たかし)准教授が講演を行いました。阿部助教は京での本計算に向け、新たなコードの開発を行い、高速化・高並列化を達成した方法を話しました。岡本准教授は輻射輸送計算の高速化と並列化について話しました。

続くパネルディスカッションでは、分野間の連携や、京をより効率に使うための最適化や高速化について話し合われました。コンパイラ、ライブラリ、ソフトウエアを公開し、誰でも自由に無料で使えるようにする、といった提案がなされました。

分野3統括責任者で海洋研究機構地球情報研究センターの今脇資郎(いまわき しろう)センター長は、「熱の入った講演をしていただき、ありがとうございました。京は6月のTOP500でIBMのセコイアに抜かれましたが、セコイアは軍事専用。科学技術では京が最高です。まだまだアドバンテージがあります。京をフルに使って良い成果をどんどん出してほしいと思います」と挨拶し交流会を閉じました。

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