国際ワークショップ:Towards high precision muon g-2/EDM measurement at J-PARC


国際ワークショップTowards high precision muon g-2/EDM measurement at J-PARCが11月28日~29日に行われました。世界12カ国から54名(海外から23名)の研究者らが参加し、新しい理論手法や実験技術に関して活発な議論が行われました。研究会終了後には施設見学も行われ、参加者からはJ-PARCでの計画の実現に期待を寄せるコメントが聞かれました。

J-PARCのMLFのミュオン実験施設Hラインでは、「異常磁気能率g-2」と呼ばれるミュオンの磁力の強さを、これまでに無い全く新しい実験手法で精密測定する計画が進められています。この計画の実現のため、J-PARCセンターは、計算基礎科学連携拠点(JICFuS)との共催で、g-2の計算や実験の精度向上の実現を図るための研究会を開催しました。
素粒子の一つであるミュオンは、それ自身の自転にともない小さな磁石としての性質を持ちます。そして、その磁力の強さg-2は素粒子標準模型を用いて実に7桁の精度で計算することができます。ところが、米国のブルックヘブン国立研究所で行われた先行実験の結果、実験値とこの理論値との間にわずかなズレを示しており、標準模型の綻びを示しているのかもしれないと注目されています。

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