理論家、実験家とともに少数多体問題を議論する

2015年1月26日(月)~30日(金)の5日間、理化学研究所和光キャンパスにてワークショップInternational Workshop on「Critical Stability in Few-Body Systems」が開催されました。外国人を含む33名の参加がありました。

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少数多体問題をキーワードとして、広く原子系、原子核系、ハドロン系における諸問題、及び大規模計算への応用について、国内外の理論家、実験家が集まりました。とくにフランスから9名の理論家、実験家を招き講演が行われました。
ワークショップは、午前に50分間の講演を3つ行い、午後をすべて自由な議論に充てる形式で行いました。ただし、4日目は午後も講演を行い、夜には懇親会が開かれました。全日程のうち、初日26名、2日目29名、3日目と4日目が33名、最終日が28名の参加がありました。どの講演も、参加者からの多くの質問があり、議論を戦わせ、大いに盛り上がりました。
それぞれ分野の異なる専門家が集まり、少数原子、少数核子ハドロン系それぞれについての独自性と、分野をまたいだ普遍性について深く議論することができた有意義な研究会となりました。

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