HPC Summer School 2013で異分野交流を行い学んだこと

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Washington Square にて

2013年6月23日から28日にかけて、アメリカ・ニューヨークにてHPC SummerSchoolがありました。アメリカ、ヨーロッパ、日本を中心に、計算科学を学ぶ学生やポスドクらが60名程度集まり、HPCについて講義や演習を受け、参加者間での交流を行いました。

スクールでは、物理や情報科学などの様々な分野でHPCがどのように使われているかの講義、OpenMP、CUDAや可視化・動画化などの簡単なプログラムを使った演習などが行われました。ほとんどの講義や演習がパラレルになっており、自分の興味やレベルに合わせて選択することが出来ました。また、いくつかのグループに別れて、今どんな課題を抱えているかを互いに話し合い、解決方法を探るディスカッションの時間もありました。

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講義の様子

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ディスカッションの様子

ディスカッションなどで他の分野の学生に自分の研究を説明したり、似た様な問題を抱えている他の分野の研究者と一緒に議論をすることで自分の研究への理解が深まりその後の研究に役に立ちました。また、他の分野の講義を受けることで、今まで関わりの無かった分野がHPCという接点で自分の分野と結びつきより身近に感じることができるようになりました。

2014年は6月1日~6日に、ハンガリー・ブタペストにて行われます。現在、数値計算などで課題を抱えていたり、他の分野でHPCがどのように使われているかに興味のある方は理化学研究所のこちらの記事を参考に、ぜひ参加を検討してみてください。

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