開催案内:第3回 HPC-Phys 勉強会(3/18)


第3回 HPC-Phys 勉強会

素粒子・原子核・宇宙物理の諸分野において計算科学によるアプローチはすでに欠かせない研究手法となっています。一方で、大規模数値シミュレーションには、計算機システムごとの最適化や適切な計算手法の選択など、それ自体の技術的な難しさがあり、分野を越えた研究者間の情報交換や協力体制が望まれます。そこで本研究会は、計算基礎科学連携拠点(JICFuS)およびポスト「京」重点課題 9 が主催する活動の一環として、物理に軸足を置きつつ数値計算を活発に行っている研究者が集まり、問題の共有や計算手法の紹介、新しい技術動向についての検討など、次のようなテーマで情報交換を行なうことを目的としています:

日々抱えている問題の共有
それぞれの分野で知られているメジャーな、あるいは強力な手法の紹介
新しいフレームワークの勉強、実践報告
新しいハードウェア向けのチューニングの勉強、実践報告

今回は九州大学で行われる日本物理学会の直後になります、興味がありましたら是非広島にお越しください。

開催日時:
2019年3月18日(月)
* 10:30-12:30 GPU チュートリアル
* (12:30-13:30) 休憩
* 13:30-17:30 講演
* (17:30- 懇親会)
※時間は若干前後することがあります
場所:
広島大学東広島キャンパス(理学部E104)
主催:
計算基礎科学連携拠点(JICFuS)およびポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」

午前は CUDA を用いた GPU チュートリアルを用意しました。前回時間切れになった内容が中心ですが、前回参加された方も参加されなかった方もどちらも歓迎です。SSH 端末ソフトが使えるノートPCをご持参ください。午後はこれまで通り、議論する時間をたっぷりとった講演にする予定です。現在のところ、以下の方に講演を引き受けていただいています:

中田真秀さん(多倍長精度計算、とくに多倍長精度Lapackについて)
似鳥啓吾さん(N体系の計算と計算精度について)
松本眞さん・斎藤睦夫さん(数値シミュレーションで乱数を用いる際に注意する点)
(順不同、他にも若干名交渉中です)

午前のみ、午後のみの参加も歓迎です。なお、懇親会は長年格子QCD分野で活躍され今年度で広島大学を定年になる大川正典さんを囲む会を兼ねたいと思います。

参加登録は、勉強会 web site http://hpc-phys.kek.jp/ から、2月28日までにお願いいたします。

世話人: 青山 龍美、大川 博督、加堂 大輔、金森 逸作(連絡責任者)、土井 琢身
アドバイザー: 青木 慎也、石川 健一、住吉 光介、永井 智哉、松古 栄夫

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