神戸で素粒子の世界に親しむ

計算基礎科学連携拠点(JICFuS)は、2013年10月19日(土)に開催された理化学研究所 計算科学研究機構(AICS)の一般公開で、量子色力学カードゲーム『クォーク・カード・ディーラー(Quark Card Dealer)』を出展しました。あいにくの雨の中、10時から16時の公開時間中、理研AICS全体で約2,150人、『QCD』には約380人の来場者がありました。

131019rikenopenhouse2013_2『QCD』は、クォークカードを組み合わせ、陽子や中性子など様々なバリオンカードや、メソンカードをゲットしていくカードゲームです。今年は整理券を配布し、30分ごとの入れ替え制でのプレイとなりました。

会場にはさまざまな来場者が訪れました。宇宙の始まりについて熱心に質問する年配の方。家庭内の力関係があらわになったご家族。小学生のお子さんに助けられコンプリートするパパとママ。逆に、お子さんに優しくルールを教えながらクォークカードを組み合わせるお母さん。待ち時間にプレイガイドのマンガを熱心に読み込んでゲームに挑む来場者の姿もありました。みな難しいと敬遠されがちな素粒子の世界に親しんだ様子でした。

次回の『QCD』は、2013年12月1日(日)に行う予定です。Quark Card Dealer の印刷版を公開しています。

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