符号問題に対する新しいアプローチで白熱した議論 – 第4回JICFuSセミナー

2013年12月17日(火)、理化学研究所 計算科学研究機構にて開催された第4回JICFuSセミナーでは、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部の菊川 芳夫(きくかわ・よしお)教授が「Hybrid Monte Carlo on Lefschetz Thimbles – A study of the residual sign problem」と題する講演を行い、参加者16人が白熱した議論を繰り広げました。

講演のテーマは符号問題に対する新しいアプローチということで、参加者の関心は非常に高く議論が白熱し、講演1時間、質問1時間の予定が3時間を超えるセミナーとなりました。菊川氏は他の手法と比較して優れた点や現時点での課題について分かりやすく解説し、参加者は皆得るものが大きかったようです。セミナー終了後も今後の有限密度QCD等への応用に向けた議論が続き盛り上がりました。

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