開催案内:第16回 HPC-Phys 勉強会(9/16)

第16回 HPC-Phys 勉強会

物理学の諸分野において計算科学によるアプローチは すでに欠かせない研究手法となっています。一方で、大規模数値シミュレーションには、計算機システムごとの最適化や 適切な計算手法の選択など、それ自体の技術的な難しさがあり、分野を越えた研究者間の情報交換や協力体制が望まれます。本研究会は、物理に軸足を置きながら数値計算を行う素粒子・原子核・宇宙物理などの研究者が集まり発足しました。問題の共有や計算手法の紹介、新しい技術動向についての検討など、計算物理の広い範囲で情報交換を行なうことを目的として以下のようなテーマで活動を行っています。

– 日々抱えている問題の共有
– それぞれの分野で知られているメジャーな、あるいは強力な手法の紹介
– 新しいフレームワークの勉強、実践報告
– 新しいハードウェア向けのチューニングの勉強、実践報告

以下の日程で第16回 HPC-Phys 勉強会を開催いたします。

今回は、富岳の次の計算機を見据えて、ハードウェアとアプリの双方の白書の更新点についての紹介をお願いしました。講師の方(敬称略)とトピックは

佐野健太郎(ハード・システムソフトの白書であるNGACI白書の更新点について、アプリ向けの紹介)
滝脇知也(計算科学ロードマップについて、天文分野の更新点の紹介)
金森逸作(計算科学ロードマップについて、素粒子・原子核分野の更新点の紹介)

です。理研R-CCSの佐野さんはNGACI白書のハードウェアに関する取りまとめ、勉強会世話人でもある滝脇(国立天文台)と金森(理研R-CCS)は、アプリの白書にてそれぞれ天文と素粒子物理分野の取りまとめをしています。

参加を希望される方は、勉強会ウェブサイト
https://hpc-phys.kek.jp
から前日(9/15)までに参加登録をお願い致します。

開催日時:
2022年9月16日(金) 15:00- (17:30 頃までを予定)
場所:
オンライン(Zoomを利用予定)
接続情報は、参加登録者にお知らせ致します。
主催:
計算基礎科学連携拠点(JICFuS)
共催:
理化学研究所計算科学研究センター

本活動は以下のような組織、団体、財源からサポートを受けてきました(五十音順):
文部科学省ポスト「京」重点課題9「宇宙の基本法則と進化の解明」
理化学研究所計算科学研究センター
早稲田高等研究所

世話人: 青山 龍美、大川 博督、加堂 大輔、金森 逸作(連絡責任者)、滝脇 知也、土井 琢身、中村 宜文、西村 信哉、似鳥 啓吾
アドバイザー: 青木 慎也、青木 保道、石川 健一、清水則孝、住吉 光介、永井 智哉、橋本 省二、松古 栄夫、野村 昴太郎

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