美術家が宇宙を語り、演奏家が場を盛り上げる-天文イベント@宮城開催報告

日本天文学会2013年秋季年会の開催に合わせ、天文イベント@宮城を行いました。学会前日に仙台市内で開催。平日夕方の開催でしたが、宇宙に関心のある11人が参加し、学問だけではない「天文」についてじっくりと議論が行われました。
次回は、天文学会2014年春季年会(3/19~22、国際基督教大学)にあわせて三鷹市を中心に開催する予定です。

9/9(月) 16:00~18:00 11人 『“新”宇宙図』を喫する

前半は、東京大学の高梨直紘特任助教がイントロダクションとして、われわれの棲む宇宙のスケール感を、天文単位と光年の2つの“ものさし”を使って説明しました。続いて、美術家の小阪淳氏が、『一家に1枚宇宙図』(第3版)を示しながら、天文学者も気づかなかった宇宙観を熱く語りました。

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くつろいだ雰囲気で宇宙図の話に聴き入る。

休憩時間には、眼科医でピアニストの山口慶子・東北文化学園大学教授が生演奏を披露。ケーキセットをいただきながら優雅なひとときを過ごしました。

ピアニスト山口慶子氏の生演奏。曲目はショパンのピアノ協奏曲第1番第2楽章(ピアノソロ)

ピアニスト山口慶子氏の生演奏。曲目はショパンのピアノ協奏曲第1番第2楽章(ピアノソロ)

後半は国立天文台の内藤誠一郎氏が司会となって、質問に丁寧に答える時間が設けられ、参加者の熱心な質問に、天文学者との議論が続きました。すばらしい場を提供していただいた『Tea Lounge REFRAIN』のみなさまに感謝いたします。

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