開催案内:宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマースクール(8/3-7)

宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマースクール

スクールについて

日時:
2015年8月3日(月)午後~8月7日(金)
場所:
千葉大学 統合情報センター
主催:
HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター
参加費:
無料
資格:
大学院生以上
定員:
30名
旅費補助:
講師、演習補助者以外の旅費補助は予定していません
宿泊案内:
本サマースクール ウエブ掲載の 宿泊先リスト を御参照の上、各自で御予約ください。
申込:
HP「参加申し込み」にあるSS2015 参加申込フォームに必要事項をご入力ください。
締め切り:7月10日(金)
web:
http://www.icehap.chiba-u.jp/activity/SS2015/

宇宙プラズマ・磁気流体の数値シミュレーションは、物質の噴出やX線・ガンマ線放射、激しい時間変動などを伴う天体活動現象を研究する強力な手段になっています。

私たちのグループでは、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」の支援を受けて磁気流体(MHD)モデルに基づく高次精度宇宙磁気流体シミュレーションコードパッケージCANS+、電磁粒子モデルに基づくプラズマ粒子シミュレーションコードパッケージpCANSを開発・公開してきました。昨年度は、これらを教材として初心者向けのサマースクールを開催しました。

今年度は宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションの経験のある大学院生・研究者を主な対象とするサマースクールを開催します。本スクールでは、計算アルゴリズム開発・大規模数値計算・可視化に対して豊富な経験を持つ研究者を講師として迎え、これまで培ったシミュレーション研究のノウハウを5日間集中的に伝えることにより、受講者の今後のシミュレーション研究を促進することを目指します。磁気流体コード作成、コードの高速化等の演習の時間を多く取る予定です。

講義内容:
1.近似リーマン解法に基づくMHD数値解法についての講義
2.MHDコードの高次精度化・多次元化についての講義
3.スカラチューニング・OpenMPによるコードの高速化についての講義
4.演習:以下の2コースにわかれて演習を行い、最終日に成果を発表する

コース1:HLL、HLLD法をベースとした1次元MHDコードのスクラッチ開発、MHDコードの多次元化・高精度化

コース2:受講者の手持ちのコードに対して、スカラチューニング・OpenMPによるスレッド並列化を行うことによりスクール期間内にコードを高速化する

講師・演習担当
・三好隆博(広島大学)
・簑島 敬 (海洋研究開発機構)
・高橋博之(国立天文台)
・天野孝伸(東京大学)
・松本 仁(理化学研究所)
・松本洋介(千葉大学)他

多数のご参加をお待ちしています。

世話人:松元亮治、松本洋介(千葉大学)
連絡先:ss2015loc[AT]ml.chiba-u.jp([AT]は、@に置き換えてください)

カテゴリー: お知らせ   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。